九段下の昭和館へ行ってきました。

前回来た時はコロナで休館だったので、解除されたら行こうと思っていました。

戦中戦後の資料が沢山有り、もしこの時代に生まれていたら自分はどうだったのかと。

今のこんな時代はあまり良くないという気持ちが、戦中戦後の暮らしを改めて知ると、心が贅沢になっていたと思わずにはいられませんでした。

住むところも食べ物もろくに無く、出征されて帰らぬ家族を連絡が有るまで待っていた母子の方々の気持ちを思うと、自分は贅沢な悩みで心が病みそうなどと思っていました。

もう一度、自分に与えられているものに感謝して、今の時代を穏やかに過ごしていきたいです。

何かの力に導かれて、久しぶりに卒業した高校の近くへ行きました。

当時とは町並みも変わり、まるで初めての町のようでした。

人や町は変わるけど、変わらないものも有ります。

それは気持ちとか想いとか、決してそのまま伝える事が出来ない感覚でしょう。

でも、そういうものを大切にしていれば、いつまでも色褪せないのかも知れませんね。

今日のこの感覚を持ち続け、更に研ぎ澄まされていけば超感覚みたいな力がつくかも知れませんね。

『今日だけは 十箇条（Just for Today）』

１ 今日だけは、幸福でいよう。リンカーンは「たいていの人々は、自分で決心した程度だけ幸福になれる」と言ったが、まったく至言である。幸福は内部から生じる。外部のことがらではない。

２ 今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにすべてを順応させることを控えよう。自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。

３ 今日だけは、身体に気を付けよう。運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。肉体を酷使したり、軽視することは慎もう。そうすれば、身体は意のままに動く完全な機械になるだろう。

４ 今日だけは、自分の精神を鍛えよう。何か有益なことを学び取ろう。精神的な不精者にはなるまい。努力と思考と集中力を必要とするものを読もう。

５ 今日だけは、魂の訓練のために三つのことをしよう。誰かに親切をほどこし、気付かれないようにしよう。ウィリアム・ジェームスが教えているように、修養のために少なくとも二つは自分のしたくないことをしよう。

６ 今日だけは、愛想良くしよう。できるかぎり晴れやかな顔をし、穏やかな口調で話し、礼儀正しくふるまい、惜しげなく人を褒めよう。他人の批判やあら探しを慎み、他人を規則で縛ったり、戒めたりすることをやめよう。

７ 今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。一生の間続けるとしたら、嫌気のさすような問題でも、１２時間ならばがまんできる。

８ 今日だけは、一日の計画を立てよう。処理すべき仕事を１時間ごとに書き出そう。予定通りにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。そうすれば、二つの悪癖－拙速と優柔不断－と縁が切れるかもしれない。

９ 今日だけは、たった一人でくつろぐ時間を３０分だけ生み出そう。この時間を使い、時には神について考えよう。人生に対する正しい認識が得られるかもしれない。

10 今日だけは、恐れないようにしよう。とくに幸福になることを恐れたり、美しいものを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう。

穏やかな一日でありますように。